SCSは特殊清掃のエキスパートです。事件現場、事故現場、自殺、孤独死など、様々な現場において、汚染された家屋や現場の特殊清掃から各種お手続きまで、真摯かつ迅速にプロフェッショナルなサービスをご提供いたします。

特殊清掃 特殊除去・特殊洗浄

消臭・脱臭 消臭・脱臭

消毒 消毒・殺菌

特殊清掃専門会社SCSは特殊清掃業務を行っております。消臭や消毒に関する各種専門業務に取り組み、独自のノウハウを確立してきました。私たちは、ご相談から作業前・作業後まで、特殊清掃のすべてを任せる安心をお約束いたします。


新着情報

  • 2024/04/15

    採用情報
    SCSでは業務の拡大に伴い人財を募集をしています。履歴書(写真添付)及び職務経歴書を弊社までご郵送下さい。確認後、担当より詳細をご連絡いたします。詳しくはこちら

  • 2023/04/12

    関西事業所移転のお知らせ
    詳細はこちら

  • 2020/1/23

    建設業許可「大阪府(般-1)第152311」取得しました。

  • 2018/4/27

    平成30年4月27日、宅地建物取引業免許「大阪府知事(1)第60318号」取得しました。


もしもの時は、焦らずに… 2023/10/15 14:25 PM
特殊清掃の仕事をしていると、人の亡くなった現場に関して 一番厳しい現場を知っているのは我々ではないと思い知らされます。 では、いったい誰が凄惨な現場を見ていると思うのか? その答えは、警察の方々です。 例えばマンションの一室から異臭がする、住人が出入りしている気配もない… そんな通報を受けて現場に駆け付け、管理者から鍵を預り現場に踏み込むのは警察の方々です。 そこで、時には長時間放置され傷んだ遺体を確認し、 そのご遺体を納体袋に入れ運び出すのは警察の方々のお仕事です。 我々のような特殊清掃のスタッフは、ご遺体と対面する機会はありません。 しかし、時にはイレギュラーなケースで、この現場に鉢合わせることがあります。 ご近所の方から通報を受けるのは、警察だけではありません。 マンションの大家さんであったり、管理会社の方であったり、 住居の管理者に連絡が入ります。 警察の方々や我々特殊清掃スタッフは、こうした現場に慣れているプロですが、 大家さんや管理会社の方にとっては、孤独死は頻繁にあるわけではありません。 そのため、警察に連絡すると同時に「とにかく早く!」と、 我々にご連絡をくださるケースがあります。 本来であれば、警察の方々が現場検証を行い、ご遺体を運び出し、 事件性がないと判断されて、ようやく室内に入ることができるようになります。 しかし、現場検証に予想より時間がかかった場合など、 手違いで、まさに納体袋を運び出す瞬間に立ち会ってしまうこともあります。 正直、我々にとってイレギュラーな場面ですので、びっくりしてしまいます。 ここで、もし万が一、身の回りの方が孤独死された場合、 注意していただきたいことをご紹介します。 臭いや害虫が周囲の住民の方の迷惑になることが気になって、 一刻も早く、特殊清掃作業を行ってほしいと、焦っていらっしゃる方もおられますが 現場となった住宅が賃貸住宅の場合は、管理会社や大家さんにご相談下さい。 どういった施工を誰の責任で行うのか、費用はどうするのか? そういったことがクリアになった状況でご相談いただいた方が、 我々、特殊清掃業者とのやりとりもスムーズになります。 例えば、お風呂で亡くなられていた場合、 正直なところ、お風呂自体はユニットごと入れ替えなければ使えない状況になってしまいます。 では、お風呂は特に清掃しないままでいいのかと言われれば、 害虫や衛生面から考えて清掃することが望ましいですし、 お風呂場を解体して入れ替える業者は、 人が亡くなり清掃されていない状況では仕事を受けてくれません。 そして、このお風呂の入れ替えの費用を、ご遺族に100%請求するのか、 管理会社と折半にするのか、もしくは、ご遺族には請求しないのか、 これはケースバイケースになってきます。 ご遺族からすれば、大切な人を亡くして、 ただでさえ混乱している中で、日常では思いもよらなかった業者とのやりとりに巻き込まれていきます。 まずは、管理者に連絡、そして、管理者が知っている業者がなければ、 ぜひとも弊社にご相談下さい。 管理者様、ご遺族様、それぞれが納得いく施工をアドバイスさせていただきます。
紫煙にいぶされて 2023/10/09 14:46 PM
特殊清掃の仕事をしていてよく遭遇するのが 部屋中、茶色いお部屋です。 天井も壁もドアも家電や壁につられたままの洋服も とにかく茶色。 この色の原因はタバコの煙です。 特殊清掃のご依頼を受けると私たちはまず ご遺体のにおいを消す消臭作業をします。 腐敗した体液やご遺体の一部を丁寧に除去すると 一気に室内の臭いは落ち着きます。 さらに、壁や天井に染みついた臭いを取っていくのですが、 この段階で悪臭と感じるのは、ご遺体の臭いよりも、 タバコ臭かもしれません。 10年以上タバコにいぶされた部屋は、 先にも書いたように、とにかく変色していて、 さらに、壁紙をはがしても、躯体に染み込んでしまっています。 幸い、ヤニ汚れ自体はアルカリ洗剤を使うと面白いように落ちていきます。 茶色かった扉が、真っ白になる瞬間はなかなか快感です。 とはいえ、この汚れが体内に入っていたかと思うと、 やはりタバコは控えるべきだなと、ゾクッとします。 そして、見た目はスッキリきれいに仕上げても、 臭いもスッキリ…とはいかないのが、 タバコ汚れの難しさです。 部屋全体を洗い上げて、オゾン燻蒸をし、 ご遺体の臭いは取れた!と達成感を感じつつ、 それでも、ほのかにかおるタバコ臭のしつこさに、あと一歩か… と、次の一手を考えます。 孤独死された方の部屋の様子を見ると、 こうしたタバコ汚れと大量のお酒はセットでよく見られます。 ストレスを発散してくれる心の友であると同時に、 適量を過ぎれば体の毒になってしまうタバコとお酒。 特殊清掃の現場を知る者としては、 なるべく控えた方がよいのではと思ってしまいます。
繁忙期なのに… 2023/09/11 13:28 PM
久々のブログの更新となってしまいました。 特殊清掃のお仕事には繁忙期があります。 特殊清掃は基本的に人がお亡くなりになった現場をきれいにするお仕事で、 それに繁忙期があるのか?と不思議に思う方も多いかもしれません。 繁忙期は、夏。 ここでピンとくる方もいらっしゃるでしょうか? 夏の暑さのため、亡くなってすぐにご遺体が腐敗し、臭いが漏れることで 近所から警察などに知らされて発見されるケースが増えるのです。 もちろん冬に亡くなる方も多くいらっしゃるので、 夏場になって強い臭いが近所に漏れるようになったり、 窓を開ける機会が増え、臭いに気づく方が増えるというケースもあるようです。 今年も例にもれず、6月後半ごろから一気にご依頼が増え、 繁忙期を迎えていました。 一方で、私自身は大変恥ずかしながら 自転車で転んでしまい、足を骨折し休職させていただいていました。 現場のみなさんにはこの繁忙期に大変ご負担をかけてしまい、 心苦しいばかりです。 フォローしていただき、本当にありがとうございます。 本日から復帰し、気持ちも新たに頑張りたいと思っております。 引き続きよろしくお願いいたします。
「特殊清掃まで必要なの?」 2023/05/30 16:50 PM
「妹が亡くなったので、掃除をお願いしたいのですが…」 高齢女性からの弱々しい声でご依頼の電話がありました。 ひとりで住んでいた妹さんがお風呂で亡くなったとのことでした。 幸い、発見は比較的早く、ご遺体の状況や現場の臭気等は そこまでひどくなかったといいます。 それでも、検死を担当した警察からのすすめで、 特殊清掃に入ってもらう方がいいと聞き、 弊社にご相談をしていただけたようです。 現場に伺うと、そこまでひどくはないものの、 確かに亡くなった方の臭いが残っていて、 わずかにご遺体の跡も残っていました。 現場調査に同席して下さった息子さんから、 「浴槽に残っている黒っぽいものは…」と質問されました。 私は言葉を選びながら、 「ショックを受けるかもしれませんが、皮膚の一部です」 とお答えしました。 入浴中に亡くなると、皮膚や筋肉がふやけて、バラバラになってしまうのです。 警察の方もなるべく丁寧にご遺体を運び出してくださいますが、 掃除のプロではありません、どうしても一部が残ってしまうことがあるのです。 その場でお見積りをして、了承を頂き、すぐに作業に取り掛かることになりました。 すると、ご依頼主がほっと胸をなでおろすように、ぽつりとおっしゃりました。 「最初に聞いたときは、怖くて家にも入れなくて…」 年の近い妹さんの死、さらに警察から状況を聞いて、 ショックも大きかったことは想像に難くありません。 聞けば、その後住む予定もなく、 臭いも近隣に漏れるほどではないという状況であったため、 親族から「特殊清掃の必要はあるの!?」と 少し責められていたそうで、 (プロとしての懸念点としては、残ったご遺体の一部を取り除き、 最低限、消毒、殺菌をしておかないと 害虫等の二次被害につながる、とお伝えしました) この作業を、肉親がするのは酷ですし、 我々に頼って頂いて、お気持ちの面で少しでも負担を軽くできたと思えば、 大変やりがいのあるお仕事でした。 特殊清掃は、費用のかかることですし、 一般の方にはわかりづらいことも多くあります。 こちらもなるべくわかりやすくご説明に努めますし、 もし疑問に思われることや、 今回のように「特殊清掃まで必要があるの?」と思われるケースがあれば まずはご相談いただければ、しっかりお答えいたします。
へそくり 2023/05/19 09:07 AM
孤独死の方やゴミ屋敷状態のお部屋を片付けていて よく遭遇するのがお金の問題です。 今回は2つのエピソードをご紹介します。 1つ目は、孤独死の方のお部屋を片付けていた時のこと。 大阪市内の中心部からはずれにある、 どちらかといえば古く、狭いマンションの1室が現場でした。 家主は、床に敷いたぺらぺらのお布団の上で亡くなっていました。 幸い、亡くなってから発見されるまで、比較的早く見つかったようで、 臭いや汚れはそこまでひどいものではありませんでした。 しかし、チャバネゴキブリが沢山生息していて、 生前から衛生環境がよくなかったことが伺えます。 そんな、物も多くないお部屋を片付けていると、 封筒に入ったお金が見つかりました。およそ10万円。 封筒は給料袋のようでした。 封筒が見つかった周辺をさらに片付けていくと、 同じように給料袋に入った10万円程度のお金が次々に見つかりました。 さらに、タバコで汚れたエアコンを拭き掃除していると、 室内機の上にまた封筒が… やはり、給料袋に入った現金でした。 最終的に見つかったお金は、およそ200万円。 質素な暮らしに見えるお部屋と見つかった金額の対比が印象的でした。 2つ目のお話は、ゴミ屋敷状態のお部屋のお片付け。 このお部屋は長く住んでいる方から大家さんに連絡があり、 水道の修理をしてほしいとの事で、業者に行ってもらうと、 ゴミ屋敷状態で足を踏み入れられないと報告があったことで発覚しました。 ゴミ屋敷にはいくつか種類があるのですが、 こちらは生ごみなどはほとんどなく、以前ブログでご紹介した、おしっこ爆弾もなく、 ほとんどが本やDVDでした。 そして、本が積み重なった床をどけていくと、小銭が沢山落ちています。 掃除をするうえでこの小銭が厄介です。 細かなゴミを片付けようとすると、小銭まで一緒に入ってしまいます。 お金を捨てるわけにはいかないので、いちいち仕分けが必要となり、 ただ片付けるよりも倍以上の時間がかかってしまいます。 言い忘れましたが、こちらは住んでいらっしゃる住人さんがいるので、 拾った小銭を渡していくと、10万円以上にはなったようでした。 そのお金が、今回のお片付けの費用の一部になったようで、 結果オーライと言ったところでしょうか。 この仕事をしていると、お宝が出てきますか? とよく聞かれますが、お宝が出てくるのは1割程度かなと思います。 みなさま、あまり期待されない方がよいかなと。 今回は、お金のお話でした。
関西事業所移転のお知らせ 2023/04/19 14:48 PM
弊社関西事業所が業務拡充に伴い、移転し営業を開始することになりましたのでご案内を申し上げます。 これを機に社員一同心機一転、さらに一層精励し皆様のご期待に沿う所存です。 今後とも変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。 移転日:令和5年4月12日 新住所:〒534-0011 大阪府大阪市都島区高倉町2-8-18 プレアール都島高倉1階 最寄り:JR城北公園通駅 徒歩9分 / 大阪メトロ谷町線都島駅 徒歩13分 電話番号・ファックス番号が4月20日(木)より下記に変更になります。 TEL: 06-6167-6095 / FAX : 06-6167-6097
10年間特殊清掃に従事して思う事 2023/02/26 14:27 PM
SCS特殊清掃ケアサービスの岡本です。 私はこの特殊清掃業界でお仕事をさせていただきまして、早10年になりました。 今まで沢山の現場を清掃させて頂き、同じ現場は2度無いといっても過言では無い。 人間の人生と同じように10人十色といいますか、故人さんも人間で有ったわけで その人の生き様が現場を物語っているわけであります。 本当に沢山の現場を経験させて頂きました。特殊清掃を始めた頃は感情移入しすぎて 涙しながら清掃したもので、辛くて辞めていくスタッフが多いのがこの業界なのかもしれません。 時には怪奇現象(霊現象)も感じた事も沢山ありました(今は全くありませんが。苦笑) ストレッチフィルム(巨大なラップみたいなモノ)が急に飛んできて額に当たったり。 遺品の時計の針が急に逆回転して速く回ったり。スクレパー(カッターの刃)が飛んできて額を切ったり。 子供の泣き声がどこからか聞こえて来たり(本当の話)真夏のゴミ屋敷(モノ屋敷)の部屋でクーラーも ついていないのにすごく冷気を感じたり(練炭自殺現場)とにかく色々ありました。 孤独死や孤立死、殺害現場様々行きましたが、一番辛かったのはやっぱり、自殺(自死)現場でした。 首を吊るロープを架ける為に、長年愛用したであろう(大工さん)ハンマーで絶妙な角度で釘をうって それでロープをかけた故人さん。 女性の方で迷惑かけたくないから、先に家財道具をすべて引き払って、ぶら下がり健康器と新品の脚立、ちゃぶ台の上には家の鍵と、 脚立の説明書のみがおいてあり、床にはビニールシートを敷いてありました。 腹を包丁で刺して苦しみながらはいずりまわり、家中の至る所に血液が飛び散り、最期はお風呂場で絶命したのでしょう。 血だまりがくっきり包丁の跡になっていました。 コロナ過で仕事が無くてお金も無い状態が続き、賃貸マンションなので迷惑かけないように、河川敷で刃物で自身を 刺し絶命した方の部屋の遺品整理をしていた時のお父さんの悲しそうな顔を思い出します。 離婚して子供たちと会えないのが辛いんでしょうね。子供たちの写真を囲んで練炭自殺した方。何人かいました。 他にも沢山の故人さんの壮絶な最期のお掃除しました。 特殊清掃は決して楽な仕事ではありません。故人さん自身もまさか自分が腐敗して想像していた以上に 身体が腐り腐敗体液でドロドロになるなんて思っていなかったと思います。 絶対その事に対してはどんな現場であれ、私たちが原状回復して、元の状態にしてあげないといけません。 特殊清掃のエキスパートとしてプライドもって従事します。 特殊清掃や遺品整理でお困りの方はSCS特殊清掃ケアサービスまでご連絡お待ちしております。 0120-469-466
新型コロナウイルス感染症も落ち着いてきました。 2023/02/23 13:52 PM
SCS特殊清掃ケアサービスの岡本です。 約3年半程前に世界中に猛威を振るったCOVID19(新型コロナウイルス感染症) 日本でもたくさんの人が感染したと思う。私の周りでもあれよあれよと感染していった。 知り合いで3回感染した人もいたほど。私自身か感染した事はないが、私の家族は感染した。 もちろん私は感染症対策のプロとして、手指消毒、うがいを徹底するのはあたり前であり プロとして感染しては絶対にいけなかった。 日本中でも今も混雑している電車内では、マスク推奨で野外、室内ではマスクは着用しなくてよいと 変わりつつあります。 5類感染症に変わるとだいぶと今までの生活に戻ってくるのでしょうね。 仕事面でも大きな変化はあった。 コロナに感染してそのまま孤独死した現場にも数十件特殊清掃や遺品整理を行った。 コロナで職を失って、仕事が無いのでお金がなく生活を苦に自殺された方の特殊清掃や遺品整理も何件も行った。 言える事はコロナのせいで失う事やモノが多い。 SCS特殊清掃ケアサービスでは、感染症対策のプロとして、コロナ感染者が働いていた職場の除染作業を 毎日のように施工した。スーパーからディスカウントストアや卸売りの会社、薬局、保育園や幼稚園など様々だった。 気密性の高い防護服を着用したまま2時間除染作業は、本当にきつかったものです。 その除染作業依頼も徐々に減っては来ているのは、本当に良い事だと思います。 早く前のようにマスクもしなくていい生活に戻れますように。 SCSでは孤独死、孤立死、自殺、事件現場の特殊清掃や新型コロナウイルス感染症に羅漢された方の職場や 自宅の除染作業を行っております。お問合せスタッフ一同心よりお待ちしております。
箕面市でゴミ屋敷の特殊清掃作業をしました。 2023/02/19 16:16 PM
SCS特殊清掃ケアサービスの岡本です。 年が明けて令和5年になって早くも2月の後半に差し掛かりました。 特殊清掃の業界では比較的冬場は現場作業が落ち着きがちなのですが SCSでは年明けからでも、特殊清掃の現場が多く、毎日現場作業に向かっています。 ゴミ屋敷も特殊清掃のひとつで、大阪の箕面市の大きな家の全部がゴミ屋敷状態 その中で故人様はお亡くなりになっていたのですが、まさにゴミの上にどす黒く 腐敗体液が人型をつくっていて、そこからは強烈な腐敗臭が漂っていました。 汚染源を処置するのはなかなかきつい作業ですが、それを何とかしなければ ゴミ屋敷の片付けに入る事が出来ません。貴重品があるかもしれないので、ゴミを 1つ1つ確認しながら丁寧に仕分け作業をしなければなりません。 家中がゴミで埋まっていたのを全部片づけるのに7日間かかりました。 ご遺族様も大変喜んでくれたので、本当にほっとしました。 ゴミ屋敷の特殊清掃もSCS特殊清掃ケアサービスにお任せください。
虫たちの楽園【ゴミ屋敷】の撤去を行いました。 2023/02/06 09:40 AM
先日、いわゆるゴミ屋敷の撤去作業を行いました。 間取りは2Kのアパート、 ゴミの量は、手前のキッチンと居室は膝くらいまでの高さ、 奥の居室は胸の高さまで山積みになっていました。 例の「ペットボトル爆弾」もたくさんあり、 なかなか骨の折れる現場でしたが、 始めのうちは、上の方に折り重なった 「乾いたゴミ」を次々にゴミ袋に入れていく作業がメインで スムーズに進んでいきました。 様子が変わってきたのは、ゴミの下層部分にさしかかってからです。 冷蔵庫の横の当りのゴミをどけると、 アリ塚ならぬゴキ塚が… おびただしい数のチャバネゴキブリたちがうごめいていて 思わず悲鳴を上げました。 さらに、ゴミの下層部分を掘り起こすたびに 湿ったゴミの間をチャバネゴキブリたちが走り回り、 同じくゴキ塚も何カ所か発見しました。 そして、部屋の隅には、 巨大なクロゴキブリが鎮座するエリアもありました。 不思議なことに、このお部屋の虫たちは、 私たちが日常で接するゴキたちと違い、 あまり警戒心がなく、発見されても、落ち着いていて 逃げるそぶりを見せません。 さながら、森を散策していて、 ひょいっと石をどけたときに見つけた昆虫たちのような、 一瞬驚きはするものの、 「ここは私たちのねぐらですが、何か?」 とでも言わんばかりの落ち着き方で、 部屋の最下層部には、家主の生活圏とは別の、 「虫たちの楽園」が広がっているようでした。 そういえばこちらのお宅、天井に大量のクモの巣があり、 違和感があったのですが、 ゴキたちをエサに、クモもまた大量発生している、 まさに独自の生態系が作られていたのでした。 ゴミの最下層には2019年ごろの雑誌があり、 そこまでの時間は経っていなかったと思われますが、 ここまでの状況になってしまった理由は何なのか、 気になるところでしたが、 そこまでプライバシーに踏み込むことはできません。 今回は会社が借り上げているお部屋での作業でした。 もしも、従業員の方のお部屋がマズいことになっているかも… そんな気配を感じたら、早めに対処されることをお勧めいたします。 ご相談だけでも結構ですので、 お気軽にビー・アライブまでご連絡ください。
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